2012年8月29日水曜日

隣る人

24日の金曜日。
夫とこどもたちがキャンプに行ったから一緒に飲もう、と誘われた。

もちろんお誘いには乗りますよ。

あれやこれや話しているうちに、翌日多摩市で上映される『隣る人』の話題になった。
気になってはいたけれど、東中野のポレポレで上映されている時には見に行けなかった。

国立でみれないかなあ。
そうだねー。
じゃあ上映会するか。

話しは早い。

それならやっぱり見なくちゃ。
二人とも明日は午後一で仕事だけれど多摩まで見に行こう、となった。

隣る人。
監督が児童養護施設の日常を撮影すると決めたとき、その対象になる人は、仕事を続けて行く人だと思ったそうだ。
淡々と続く日常をこどもと一緒に過ごして行く人。
こどもの隣に居続ける人。
何らかの事情があって親と一緒に暮らすことができないこどもたちが、血のつながりの無い人たちと一緒に暮らして行く。
繰り返される暮らしの中で、こどもたちは安心し、安定してく。
たとえ辛いことがあっても、抱きしめてくれる人がいてくれる。

午後からの仕事のために最後まで見ることができなかった。
でも二人で、やっぱり上映会しようね、と決めた。






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