2013年4月24日水曜日

ひつじちゃんブローチづくり

やぼろじのガーデンパーティが4月28日(日)10時〜16時開催されます。

野の暮らしは、みんな畑で、
植村良子(R.ECHO)さんの「羊ちゃんブローチづくり」ワークショップが行われます。

*フェルトボールヘアゴム作り 500円
羊毛からフェルトボールを2個作り、穴を開けてゴムを通しヘアゴム作ります。
小さいお子さんから作れます。
ハンドタオルお持ちください。

*羊ちゃんブローチ作り 1個500円
絵本などから羊ちゃんの絵を選び、フェルティングニードルで羊毛から羊ちゃんを作ります。
ゴムを付ければヘアゴムにも出来ます。
お子さんはニードルで指をさす場合があるので大人の方だけ。
絵本の用意ありますが、作りたい羊ちゃんの絵があったらお持ちください。

残念ながら 今回のフェルトは、未だアマエルの毛ではありません。
ワークショップの傍らで、13時からはアマエルの毛刈りも行います。

ぜひ遊びにきてください。

いよいよ毛刈りなのだ

背中にファスナーがあって、その時が来たら脱いでスッキリ。
なんてことがあったら面白いかもしれないのに。

でも。そうはいかないようなので。
毛刈りします。
素人毛刈りです。

4月28日(日)13時ころから開始します。

この日は、やぼろじのガーデンパーティ。
野の暮らしは、みんな畑で、午前中からR.ECHOさんの「ひつじちゃんブローチづくり」「フェルト玉髪飾りづくり」(詳細別項)のワークショップと、絵のうつわさんが「アマエル写生大会」を行っています。

そして13時から毛刈りです。

毛のあるアマエル、毛のないアマエル。
どんなことになるのやら。

来てね〜!

2013年4月22日月曜日

先祖になる



4月20日、土曜日。
10:20の一回しか上映していない「先祖になる」を観に、ポレポレ東中野へと出かけた。

みんな畑のセンセイ明峯さんが、「すごく痛快でおもしろかったわよ〜」と大絶賛だったのもあって、観に行くことにした。

陸前高田。
津波で長男を亡くした77歳(当時)の直志さんが、家を建てるドキュメンタリー。
観て直ぐにびっくりしてしまった。
見覚えがあるところだったから。
昨年秋に陸前高田に行った時に、車を降りて歩いた場所の直ぐ上に直志さんの家があったのだ。
昨年秋に見た森や枯れた杉や匂いを思い出した。
とたんに涙があふれてしまった。

直志さんは、津波に襲われ、長男を亡くし、まだ遺体が見つかる前から、耕作されていない田んぼを借り、籾まきをし田植えの準備をされていた。
がれきをどかしただけの場所に蕎麦の実を蒔いてもいた。
自分が持っていたキュウリの種が流され、自宅から離れた場所で芽吹いていた。
自給自足すればいいんだ。
水さえあれば生きていける。
木こり半分、農業半分で生きてきた直志さんは、そう言いきって土を信じて耕作される。
津波がなければ現役を退くはずだったのに、自分が伐った木で家を建てると決めたから現役を続行されている。
自分には時間が無いんだ、と。
前立腺がん。治療もままならない。

法律は誰のためにあるのか。

まちは誰がつくるのか。

まちに生きる人びとに、考えがあり、志があり、感情がある、と実感している専門家と言われる人たちはどれほどいるのだろう。

直志さんは、専門家といわれる人たちには、きっと頑固で扱いにくくて面倒くさい存在なのだと思う。
でも、数十年後のことを考えて夢を抱き、身体を動かし、少しづつ実現していく、その姿に私は夢を描く。



2013年4月10日水曜日

ワクワクとドキドキ

よく始めようと思いましたね。
誰もやっていないことを始めようと思ったのは何故ですか?
誰かが始めたことに参加することだってできるのに。

そう言われた。

そうなんだね、きっと。

一番最初って、先に何が待ち受けているかわからなくて。
風もモノもぶちあたってくるし。
吹きっさらしのなかにいるようなものだものね。

まあ、考えの浅い愚か者ということで。


亡くなった父は、私が小さい頃に、失敗してもいいんだ、ということをよく言っていた。
人生は理科の実験のようなもの。
仮説をたてて実験し、実験が失敗したら仮説を立て直し、何度でも実験すればよいのだ
、と。

失敗することは実験したということ。
仮説だけではそれが正しいかどうかわからない。
だから失敗をおそれるな、と。

コーヒーでいいや、じゃなくて、コーヒーがいいと言いなさい、と厳しい父だった。

そうやって育てられた私が、しょうがいのあるこどもを産んで、それからいっぱいいっぱい
いろんなことを考えた。

しょうがいのある子も健常といわれる子も、私のこども。
私は産み分けはしていない。
何故、しょうがいがあるが故に区別されなければならないのか。

そんなところから私の「初めて」は始まったのかもしれない。
お陰で、たくさんのひとに出逢えた。

決めればいいんだよね、コーヒーがいい、と。


決めてしまえば、先行きの不安は、何が起こるかわからない可能性に満ちた未来となる。

私だってよそ者だったのよ。
でもね、よそ者が変える力になるのよ。
馬鹿者、おおいに結構。

そう朗らかに笑ったのは、私の先行く先輩の女性。

なにかを決める。
それがどんなに小さなことでも。
自分で決める。
そうすると。
不思議なことに、つながり始める。