2012年6月30日土曜日

「国立市農業・農地を活かしたまちづくり事業実施計画」の舞台を歩く

日野市で活動されている佐藤美千代さん(せせらぎ農園)からの依頼があり、下記のような企画が開催されることになりました。
興味のある方はどうぞ。
以下引用です。


22回 市民による都市農業研究会主催
「国立市農業・農地を活かしたまちづくり事業実施計画」の舞台を歩く

国立市では、東京都が平成20年3月に策定した「農業・農地を活かしたまちづくりガイドライン」に基づき、「都市と農業が共生するまちづくりモデルプラン」を平成23年3月に策定しました。
国立市農業・農地を活かしたまちづくり事業推進協議会では、このモデルプランを基にして、平成24年から同26年までの3年間に実施する具体的な施設整備および農のあるまちづくりを実現するためのしくみ作りについて検討し、実施計画としてとりまとめました。
その中の事業のひとつ「農園モデル創出」として、今も豊かな湧き水と田んぼ・畑の風景が残る谷保の「城山南土地区画整理事業」付近の農地について、下記の事業が具体的に明記されています。(以下抜粋)

  1. くにたちの農環境、農業と農のある暮らしを守り伝えるテーマパークとしての展開を企画し、地権者との調整を図っていきます。
  2. 高齢化でこれまで通り農作業ができなくなってきた農家で、農園事業への転換の意向のある農家の新たなモデル農園として整備し、あわせてそれを後押しする行政の支援や協働のしくみとルールを作ります。
  3. 畑の体験農園の水田版としての田んぼの体験農園モデルを検討し、準備を行い、募集をかけて実施します。
  4. 企業が社員などの福利厚生やイメージアップに活用することのできる、市内企業向けの体験農園モデルを検討し準備を行い、募集をかけて、実施します。
  5. 市外からの集客を重視した、農を楽しむ体験農園の経営モデルを検討し、準備を行い、募集をかけて実施します。

今回、この事業計画農地周辺を歩きながら、すでにこの地で先駆的な農あるまちづくり事業を展開され、協議会にも参加されたみなさまにお話を伺います。ぜひご参加ください。

1.開催日時
2012年7月14日(土)10時~16時 

2.場所
集合場所:JR南武線 谷保駅改札 10時集合 (解散は矢川駅です)  
      
見学場所:①コミュニティガーデンみんな畑(野の暮らし すがいまゆみさん)
            ※実施計画のお話(国立市産業振興課長 久保田誠二さん)
         ②やま森カフェ (昼食)
         ③国立BBQファーム(農業生産法人 国立ファーム 小野淳さん)
         ④田んぼの体験農園(有機農家 北島勝俊さん)
         ⑤「国立ハケの家」予定地(Yabology 和久倫也さん)
         
3.持ち物
飲み物、帽子、タオル、歩きやすい服装と靴           
4.参加費(資料代・謝礼含む)
500円  昼食代別途950
5.募集人員
   定員25名(申し込み先着順)

6.締め切り
   2012年7月7日()

7.時程
   1000  JR南武線谷保駅集合 受付 資料配付
   1010  谷保駅出発
   1020  コミュニティガーデンみんな畑着  見学と事業計画のお話 
   1130  やまもりカフェにて昼食  「やぼろじ」付近散策
   1245  国立BBQファーム着  
   1335  田んぼの体験農園着
   1425  「国立ハケの家」予定地着
   1515  くにたち郷土資料館にて休憩 
   1600  JR南武線矢川駅着 解散

8.お問い合せ・申込み方法
   下記のいずれかの方法で、申込みフォームに記入してお申し込みください。
メール:michiyo@mail.hinocatv.ne.jp ファクス:042-594-0745 佐藤美千代
9.その他
保険はかけませんので、自己責任ということで、よろしくご了解ください。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 申込用紙 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

7月14日
「国立市農業・農地を活かしたまちづくり事業実施計画」の舞台を歩く」申込み


フリガナ

性別
男  ・  女

年齢

氏 名

住 所

電話番号

携帯番号


稲の成長

二週間前に田植えした田んぼの様子です。
実際にみると成長しているのがわかるのですが、、、。
二本苗で植えた稲。

これから成長してくのを記録していくつもりです。

北島さんの田んぼなのに、なんだかmy田んぼな気持ちです。

7月14日の見学ツアー(詳しくは別項)で横を通ります。

めーえーーー

国立BBQファームの山羊『はくちゃん』。

みんな畑ややぼろじの草刈り要員として借りることに。
水曜日に、連れて行くためのリハーサルを行うことにして。

畑の家のボランティアスタッフのRさんは「ぼくはいいです」と。
生きもの苦手なんだよねー。

そこでR子さんとIくんと一緒にBBQファームへと出かけて行ったのです。

こちらの都合通りには動いてくれないけれど、何となく感じはつかめたぞー、な感じ。

ハムハムしながらおならしたり、おしっこしたり、うんちしたり。。。
あくまでしたいようにしているはくちゃん。
緑の雨蛙、茶色の雨蛙も見たし。
田んぼに飛び込んで泳いでいくのも見たし。

あー、面白かったー。

はくちゃんの草刈り日をいつに設定しようかなー。

2012年6月20日水曜日

こどもたちによるこどもカフェ 第三回WS終了しました

いやー。
報告できない。

この日、故あって朝からやま森カフェで緊急助っ人として働いていたのですよ。
だから。
報告できないのですなあ。
神が降臨していた、との噂も流れておりましたが。

じゃあ、なぜー!?と思われるかもしれませんね。

模型をお見せしたかったからです。

これを基に改装について話し合われたらしい。

果てさて。
一体どうなったのでありましょうや。

謎ー。

押し入れ取っ払い案なのかー?

かえる

私の明日って何時なんだろう。
って。
金曜日に『報告はまた明日』と書いてから、今日は週を超えて水曜日となっておりますです、、はい、すみません。

木曜日。田植えの後あたふたと西日暮里まで出かけていきました。

『自然学校+自然エネルギーで社会を変えよう』という集まりでした。
田中優さん(環境活動家)、佐々木豊志さん(日本の森バイオマスネットワーク)、高木晴光さん(ねおす)、福井隆さん(東京農工大学大学院客員教授)、藤村靖之さん(日本大学教授、非電化工房代表)という顔ぶれで、5時間にも及ぶフォーラムだったのです。

示唆に富んだ話しばかりでした。

私が『農業・農地を活かしたまちづくり事業』の協議委員をしているのは、数年前の城山南区画整理事業がきっかけでした。

なんとか前世紀の遺物のような区画整理ではなく(将来の宅地化を見据えての真っすぐな道や暗渠化された用水等)、城山や古民家のある環境を活かすものになって欲しいと考え、提案もしましたし、頑張ったつもりでもありました。
しかしながら結局私たちの提案は活かされず、コンクリート三面ばりの用水がつくられ、暗渠化された用水の上には道路ができてしまいます。

区画整理組合の理事長が収賄で逮捕されたときは、これで動きが止まるかも、と思ってしまったのも事実です。
でも止まらなかった。止められなかった。

それから私は、城山南周辺にある妄想を描くようにしました。
提案したこと、あのとき考えたことを、少しでも現実のものとするために。
私ができることは、働くことです。
だから、有機農業推進事業に参加し、みんな畑を始め、活き活き都市農業の事業に参加し、今、協議委員(今年度は正式には始まってませんけどね)をしています。

そして、そのひとつひとつがつながっていき、ひととの出会いも生まれてきました。


このフォーラムも。

もう少し。
あと数年。

蒔かれた種がどんなふうに結実していくのか。
あー楽しみー。

って、これ報告じゃないじゃん。ごめん。





2012年6月15日金曜日

田植えじゃー

このところ田植え関連の記事が多いように思いますが、本日いよいよ田植え!でした。

いつもお世話になっている北島勝俊さんの田んぼでの田植え。
北島さんは、田んぼの体験農園をされていて、今日は小学生たちが田植えをしている横で一枚の田んぼを任されました。

小学生たちに北島さんがお米の話しや田植えについてレクチャーをされているところ。

鉛筆を持つようにして、、、すっと差し込む。
浅く植えると浮き上がるし、深すぎると育ちが悪くなるし、、、。
歩いてできた跡は手でならしながら植えて、、、。
聞いてるかなあー!?
大丈夫ー!?
さすがにこどもたち。にぎやかにぎやか。
そして私たち。
みんな畑で一緒に作業をしている明峯惇子さんが頼もしい存在です。
wakuworksのみんなも参加して、紐をはりながら植えていきました。
途中グラフィックデザイナーの丸山さんもやってきて『ここは国立?』と。

ひゃー、わー、なんだこれー、足がぬるつくー、きもちわるーい、ひゃー、と叫びながら写真を撮ってツイートしていたみたいです。
カルチャーショックだったそう。

 ほらほら少しは植えなよ。

なんだかんだありながらとりあえず終了。

機械植えが主流だから、こんなふうに手植えしているところは珍しいのです。
だからこそ私たちも手伝わせてもらえるし、有難い限り。

田んぼに入る感触はやはり実際にやってみなければわかりません。
荒起こしをしたあと水をいれ、代掻きをしたあとの田んぼは、ぬるぬるの状態に。
でもそれは沼とは違うので、代掻きの深さでちゃんと底があるのです。
ぬるっとするけれど、泥は足首のあたりまで。その上に水があるのです。
水も温んでいるし、なかなか気持ちよいのですよ。

今日は2本苗で植えました。
梅雨が過ぎ、暑くなってくるとどんどん育っていきます。

他の田んぼを見ると除草剤が既にまかれているところもありますが、北島さんは無農薬・無化学肥料で頑張っている方。
暑い夏には田の草取りが待っています。
作業の後は、用水で足を洗います。
ここは、府中用水の小堀。多摩川の水と湧水が混ざった水が流れています。

へッへッへー。
気持ちよいんだなあ。














少しわかりにくいかもしれませんが、田んぼから用水に水が流れていくところです。
田植えでひとが動くため濁ってしまうのです。
水の取り入れ口があり、田んぼを満たした水はまた出ていく。
そうして下流の人がまた取り入れ、、、。
毎日水の様子を見に農家の方達は田んぼへと出かけていきます。
水の流れがどんなふうにつくられてるかを観察するのもまた楽し、です。

そして午後からは、自然エネルギーの勉強会に西日暮里まで。
その報告はまた明日。

2012年6月11日月曜日

田んぼで遊べ!くにたちどろまみれ 終了しました

6月10日(日)、順延されていた 『田んぼで遊べ!くにたちどろまみれ2012』が開催されました!
国立(谷保)にまだ田んぼがあり、米づくりがなされていることをひろく市民に知ってもらうための企画の一つでした。

遊びだけではなく、谷保米やくにたち野菜を知って(食べて)もらうための屋台の出店があり、野の暮らしは、『谷保米とくにたち野菜を使ったライスコロッケ』をだしました。

いやー。
大変だったですよ。
やま森カフェの全面的な協力があったればこそ。
ライスコロッケ150個程をつくりました。
下ごしらえができれば8割がた終わったも同然!
野菜などの購入には市の補助もあり、1個100円という破格の安さで販売しました。

さてさて。
どろまみれになる楽しさが会場にはいっぱい溢れていたのであります。
どろまみれのこどもたち。
やほれんじゃーは用水で泥おとし。
また直ぐにどろまみれになるのにね。
どこに居てもこどもたちが群がるから、やほれんじゃーはどんな時でもやほれんじゃーなのでありました。
 大人だってチームをつくって参加。
こどもたちチームに負けてましたけど。
眼鏡しててもどろまみれ。
見えないだろうなあ、と他人事じゃありませんでしたね。
 遠くには竹でつくったブランコがありました。
これには乗りたかったなあ。
高い竹のやぐらからロープがたらしてあり、ゆっくり大きく揺れるさまが何とも気持ち良さそうで。
あああああ。
乗りたかったー。
でも、乗るとそのまま田んぼに飛び込みたくなる衝動を抑えられそうになかったからなあ。
屋台あったし。
来年、、、、、乗ろう、、、、か、、、なあ、。

これ、極めつけでしょ。
ゲームとは何の関係もなく、田んぼに入って、泳いでいたり、のんびり座って観戦していたり。
気持ちよかったんだろうなあ。

終了後は直ぐに田植えになるため片付けがたいへんでしたが、参加された方たちの笑顔は農家さんたちのご理解とご協力があったからこそです。
当日、特別にこどもたちの体験田植えもできましたし。

本当に有難かったです。


中心になって動かれた国立BBQファームの小野さん!
お疲れさまでした。
ありがとうございました。

2012年6月9日土曜日

さざ波

田植えを待つ田んぼにさざ波が。
ちょっとした湖のよう。

にしても画像がひどいですね。
すみません。。。

2012年6月7日木曜日

アスパラ


これなーんだ。
って、答えは自分で書いちゃったですけど。
そう、アスパラガスです。
食べるアスパラですよ。
見つけたのが用水脇で下向きに育っていたので方向が逆ですが。
いつも見ているアスパラが、育つとこんなになるんです。
結構茂って高く育ちます。

花に蜜蜂。
花粉を足につけていました。

実は赤。
それもまた可愛いですよ。


田植え&どろまみれ準備

谷保にも田植えの時期がやってきました。
明日は、小学5年生の田植え体験です。
いつもの城山南の田んぼが区画整理のため、三中のそばの「どろまみれ」会場脇の田んぼに移りました。

ここは「どろままみれ」会場になる田んぼ脇の用水です。
左に用水が流れ、右側には田んぼに水を取り込む小さな素掘りの用水があります。
土管から田んぼに取水するわけです。
右上の水が入っていない田んぼは本部や屋台がおかれます。
その先に見えるのがどろっじボールなどをするところです。
もちろんイベントが終わると直ぐに田植えです。

用水と素掘りの用水が平行に流れています。
田んぼに入った水は、田んぼを満たすと次の田んぼへと流れていきます。
微かな勾配がつくられているからです。
そういう知恵がすごいなあ、といつも思ってしまいます。
水争いなどもかつてはあったのかも知れません。
争わないよう、不満が出ないよう、いろいろと考えられているのでしょう。







水が満ちたら代掻きをします。代掻きをしたら間もなく田植えになります。

代掻きの後の鏡のようになった田んぼは素敵です。
特に満月のころなら、それはそれは美しい光景なのですが。
4日が満月だったから残念〜!
でも。
田植えの後、苗が風にそよぐ様も、太陽や月の光のなかの田んぼも、カエルの声も、育つ様も、あれもこれもが代え難い風景です。

「米」という漢字は、稲穂が実っている姿をそのまま漢字にしたものだそうですが、分解すると、「八十八」となります。
これは、「お米が実るまでに八 十八回も手をかけるから」といわれています。
機械化が進んだ今でも、4月上旬の種もみの準備から9月下旬の稲刈り、乾燥、もみすりまで、たくさんの時間と労力が必要です。

私たちが食べている「ごはん」。
どのように育っていくのかを、谷保にくれば間近に見ることができるのです。
晴れの日も、雨の日も。
それぞれの楽しみがあります。
ぜひ谷保に遊びにいらっしゃい。
ご案内しますよ。
問合せ:vinerose0603@gmail.com 野の暮らし すがいまゆみ 

2012年6月6日水曜日

ひゃひゃひゃッ

やぼろじの池からついにヒキガエルちゃんたちが旅立ち。

雨がしとしと…。
こんな天気を待っていたのだよー。

っていうのはわかるんだけれど。
いやー、足元いっぱいにいるカエルちゃんたちには結構ビックリしてしまいます。
自然のイベント展開中。
今日のやぼろじに来るのは絶好のチャンスかも。

予期せぬ…

この間は自転車に雨蛙。
今日は部屋にカニ。

一体どんなとこに住んでんの!?
って言われそう…。

なかなかにワイルドな暮らしだよねー。

2012年6月1日金曜日

準備


谷保は今、田植えの準備の真っ最中です。
聞かなかったけれど多分荒起こし、、、。
この後、水を入れてするのが代掻き。
この田んぼは、6月中旬に田植えの予定です。

田んぼの中に入るのは気持ちよくて好き。
とは言っても、田植え、田の草取りなど重労働と引き換えの楽しさですが。
疲れた足は横の用水で冷やすのが肝心。

用水に足をつけたまま用水端談義するのも面白いのでありますよ。

あッ!!

その大きな瞳は何を発見したんだろう。