2013年4月10日水曜日

ワクワクとドキドキ

よく始めようと思いましたね。
誰もやっていないことを始めようと思ったのは何故ですか?
誰かが始めたことに参加することだってできるのに。

そう言われた。

そうなんだね、きっと。

一番最初って、先に何が待ち受けているかわからなくて。
風もモノもぶちあたってくるし。
吹きっさらしのなかにいるようなものだものね。

まあ、考えの浅い愚か者ということで。


亡くなった父は、私が小さい頃に、失敗してもいいんだ、ということをよく言っていた。
人生は理科の実験のようなもの。
仮説をたてて実験し、実験が失敗したら仮説を立て直し、何度でも実験すればよいのだ
、と。

失敗することは実験したということ。
仮説だけではそれが正しいかどうかわからない。
だから失敗をおそれるな、と。

コーヒーでいいや、じゃなくて、コーヒーがいいと言いなさい、と厳しい父だった。

そうやって育てられた私が、しょうがいのあるこどもを産んで、それからいっぱいいっぱい
いろんなことを考えた。

しょうがいのある子も健常といわれる子も、私のこども。
私は産み分けはしていない。
何故、しょうがいがあるが故に区別されなければならないのか。

そんなところから私の「初めて」は始まったのかもしれない。
お陰で、たくさんのひとに出逢えた。

決めればいいんだよね、コーヒーがいい、と。


決めてしまえば、先行きの不安は、何が起こるかわからない可能性に満ちた未来となる。

私だってよそ者だったのよ。
でもね、よそ者が変える力になるのよ。
馬鹿者、おおいに結構。

そう朗らかに笑ったのは、私の先行く先輩の女性。

なにかを決める。
それがどんなに小さなことでも。
自分で決める。
そうすると。
不思議なことに、つながり始める。








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