2013年3月18日月曜日

ソーラーシェアリング実証試験見学

先週の金曜日、本来ならみんな畑の作業日なのだけれど、
「ソーラーシェアリングの実証試験」見学に行ってきた。
「国立市農業・農地を活かしたまちづくり事業」の一環。
視察、ってやつですね。

畑の上に設置されたもの。作業するのに支障はないように感じる。
畑の上にあるものが「ソーラーシェアリングシステム」。
畑の野菜と太陽光をシェアする、というもの。

植物の光合成と光の強さの関係には特性があって、各作物には一定の光の強さ以上の光は光合成量の増大とほとんど関係ないのだそうだ。つまり光には飽和点があるということ。(もちろん例外もあるけれど。)
だから、その太陽光を野菜とシェアするために、畑の上に太陽光パネルの設置をしてある。
農地法から言って構造物はNGなのだけれど、これは鉄パイプを組んでパネルを支えているだけだから構造物にはならない 、という論理。
パネルを隙間なく設置するのではなく、下の農地に光が届くように設置するため、強風や地震にも強いのだそうだ。
設置費用が安く、現実的な感じがする。


くにたち電力たちあげるかぁ、なんていう話しも出たりして。
国立でも実証試験できないかなぁ。

原発は必要ない。
基本は農業。農家に収入が入ることで農業や農地を守って欲しい。
ものすごくはっきりとした意志だった。
主催者は、長島涁さん。CHO研究所所長をされている。
庭に設置されたもの。畑のものに比べパネルが大きくなっている。

一度検索されることをおすすめする。



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