2013年3月7日木曜日

羊がやってくる

熊谷のふるさと牧場から羊がやってくることになった。
以前から山羊を飼いたくて、くにたちBBQファームのはくちゃんとヤギネットワークを組みたいなぁ、なんて言っていた。
それが、山羊ではなくて羊がやってくることに。
羊は毛が利用できるし、糞は堆肥にすれば良いし、餌はふんだんにあるし、散歩できるし、とぼけた顔してたたずんでいる風情は可愛いし、で。
3月10日日曜日にやってくる予定。

そうしたらもう休めないわけだよね。
旅行に行けなくなるじゃん!
てなことはあるわけですが、それも、なんとかなるだろう。
植木等のこころであります。

ところで。
羊に対する私のイメージがある。
羊さんには大変失礼なものだと思うのだけれど。


エイゼンシュテインという、むかーーーーーーーしのロシアの映画監督が撮った「ストライキ」(多分そうだったと思う)という映画に、工場へ黙々と入って行く労働者が羊の群れへと変わっていくシーンがある。
経営者の抑圧に対して、ストライキを組織してくのだが、差別構造を利用して、労働者が団結しないように策略がくまれていく。




私が学生時代まで住んでいた長崎には、ダイヤモンドのマークの大企業があった。
選挙ともなると、正門にものすごい人が集められ、組合が推薦する候補者が立候補の挨拶をしていた。
そして、選挙期間中には私たち家族が住んでいた県営住宅の公園には、ダイヤモンドのマークの会社や関連の会社で働いている人たちの家族が集められ、誰がきたか名前がチェックされていた。
働く、とうことが、政治的な信条までもを支配されることになるのだ、ということをまざまざと見せられた。

長崎でみた光景が、その映画と重なり、羊というとどうもこういうものを思い浮かべてしまう。


さて。
本物の羊さんは、私にどんな思いをもたらしてくれるのだろう。
こんなことを思い浮かべていることを知ったら、突進されるか、も。
長いつきあいをお願いしたい。






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