2012年7月27日金曜日

生ゴミ堆肥

今日はみんな畑のコミュニティワークの日。

あまりに毎日暑いので、9時から開始にしたのだけれど、それでも暑い!!!
なので今日は日陰での生ゴミの切り返しの作業をすることに。

それぞれ自転車で生ゴミを持ち寄る。
畑の奥に堆肥にする場所がありそこに投入。
写真には卵の殻が見える。


生ゴミを投入して、土と浅く混ぜ、その上に麦わらを被せる。
畑なので麦以外にも剪定した木の葉だったり、草だったり。
ブルーシートを被せたりもするけど、夏の間はこれでも大丈夫。




切り返ししながら数週間。

できた堆肥は種まきや苗を植える時に土に混ぜる。

まだまだ参加者は少ないけれど、ぼちぼち。
ぼちぼちやっていく。

今日の作業はあんまり暑くて、ここで終了ーッ。





2012年7月26日木曜日

しそジュース

そもそも。
畑のマリーゴールドで染色をしたい、という畑の家のメンバーの声が始まりだったわけで。
それなら色水つながりで、しそジュースもつくっちゃえ、ということにして。

炎天下赤じそを収穫。
400g欲しかったのだけれど、畑の家に戻って計ったらほんの少し足らなかったのであります。
うーん。誰も何も言わないよね。暑いもんね。
顔を見合わせ、水を減らせばいいんだよ、ということになって(して)先へ。

2ℓのお湯を沸かし、赤じそ投入。
みるみる色がでる。そしてしその赤が抜けていく。
おーッ。
もはや赤じそではなくなったものを出し、ここで抽出液を取り分ける。(後で染めるため)
それから砂糖(種子島洗糖使用)を投入。
ゆっくり溶かしながら甘みの確認。
さて。
いよいよ酸を投入。
今回はリンゴ酢を使用。クエン酸が一般的かもしれないけれど、レモンやリンゴ酢など好みでオッケー。
入れると、、、、、。
鮮やかな赤になる。
化学変化だーなんて。
これもまた、味を確認しながら加えていく。
何とも適当。
これでしそジュース完成。

それでは本題の染め物。

赤じそ抽出液に絹布をいれると、、、。
きれいなピンクがかった赤に。
木綿はどうかと、豆乳につけた木綿投入。
絹程には染まらず、「オードリーの春日のピンク!」とのこと。

それから、玄関前のシダでも染めてみた。
黄色みがかった緑。なかなか美しい。

本来のマリーゴールドは、というと。
畑のマリーゴールドは花が小さく、量が足らずに今回は断念。


しそジュースを炭酸で割って、なかなかの味に大満足。
染め物ももっとちゃんと媒染液に凝れば色が変化するので、それは次回ということで。

案外染まるもんだねー、なんて話していたら。
しまった!!!!!
写真撮るの忘れてたーーーーーー!!!

2012年7月24日火曜日

職務質問

 月曜日に、「絵のうつわ」 (「たとぱに」さんとシェアされている)の 体験クラスに参加した。
畑ややぼろじの庭に息づくものを絵にできたら良いなあと思って、デッサンと着彩にチャレンジ。夕べは2回目。

玉ねぎ、石、ひょうたんが、和紙の上に並べられ、そしてそれは机の上に置かれていて。
じーーーーっと見ては描く、という作業を2時間ちょっと。

面として存在するところを発見する、距離感を考える、すべてに関係性を持たせる、、、。
?????
アドバイスしてくださることの意味を考えながら、描いていく。
難しいよう。
休憩もとらず一生懸命に描いたさ。

そして次回もこの絵を書き込むことにして帰宅。
よっぽど疲れていたらしく、参加費踏み倒し。ほんとごめんなさい!

そんなこんなで自転車に乗っていたせいか、いつもいく狭い歩道でぶつかりそうになったので、自転車から降りて押して歩くことにした。

すると。
パトカーが寄ってきた。
わたし?
何かお困りじゃありませんか?
え?
自転車を押しておられたからー。

いつもは三輪車に乗っているんだけど、今日はお隣さんに二輪車を借りて乗っていることを話したら、年配のおまわりさんは私と話す係、若いおまわりさんは自転車の登録を調べる係、と自然になりまして。
そして何事も無く終了。

なにもございませんよ。

自転車に乗り馴れていらっしゃらないんですねー。

(ふん、どうせそうさ。これでもだいぶ上達したんだぞ。)

久方ぶりの職務質問。
人の良さそうなこのおもわりさんたちも、官邸前に動員されたら、この間のおまわりさんみたいな目で私を見るのかなあ。

成長中

 
稲の生育は順調の模様。
先週、田の草取りも終わり、これからまたグングン育っていく。

馴染みのカルガモさんはのんびり畦で一休み。

2012年7月21日土曜日

盆踊り

谷保天満宮から太鼓が聞こえてきた。

提灯の光の中で踊っている。

団地で経験してきた盆踊りとは明らかに違う。

不思議な、不思議な、空気だった。


7月20日。金曜日。

友人たちと首相官邸へと出かけて行った。
自分の声で、原発はいらない、と言いに行こうと思ったから。

四ッ谷駅からタクシーに乗って官邸へと向かう。
運転手さんは手慣れたもの。
いろんなところから来てますよ、と、フライヤーを見せてくれた。
そして官邸前。

装甲車、警察官、私服の警察官がずらり。
そして鉄柵と工事用のコーンと黄色と黒の棒で行動制限をしていた。
歩道も歩けず、横断歩道も渡らせない。
あちらに行きたければ一旦地下に降りてまた階段を昇れ、という。
でもそこに行けば、列に並べという。

私たちは列に並ばずあちこち歩き、全体を見ようとまたタクシーを拾った。
官邸前に長く長く列ができている。
そして国会前には人が溢れそうになっていた。

冷たい雨が降る中、たくさんの人が自分たちの思いを持ち寄って歩いていた。


国立の知人にも会った。
それも複数。


再稼働反対。
原発はいらない。
こどもたちを守れ。

フェンス。鉄柵。
分断するためのものがこれでもかと並べられている。

そんなものを軽々と超えて、思いが重なっていくように。声をだした。

出雲崎

先週、出雲崎の知人のアトリエへ出かけた。
出雲崎に行くのなら、と柏崎刈羽原発へも行ったのだ。


出雲崎の魚市場。

早朝に出港した船が戻る夕方に競りが始まる。

3時30分頃に行くとこんな感じ。
小さな港なので競りもこじんまりとしているけれど、奥に見える赤い帽子をかぶった競り人を中心に活気溢れる声が聞こえる。
ずらりと並べられた箱が次々に競り落とされ、その瞬間に仲買人のところに移され、と同時に次の箱が手際よく並べられて行く。

いやー。
邪魔にならないようにしながらも、つい魚を見てしまいますね。

 タコが何故か箱に入れてもらえず置かれていて。

美味しそうだけど、刺身にするのは大変だから、と諦めた。

何を食べるか。

鯛とサザエと、、、。

翌日は出雲崎名物の浜焼きも。

久方ぶりに美味しい魚をたくさん食べた。

珍しいといわれる程の快晴の出雲崎の海を眺めながら、友人たちとのんびりと時間を過ごさせてもらった。

北国街道沿いの家々。
壊すにはもったいない古い家が何軒も解体されていた。
住むひとがいなくなり、どうしようもなくなって解体するとのこと。
そんな中、家賃がものすごく安いから、と若い皮細工作家さんが工房兼ショップを開いていた。

自分がお客さんを呼ぶくらいの気構えが無いと。
そう話していた。
来年には友人が隣(今は空き家)にカフェを開くのだとか。

冬の荒れた海もいいものですよ。

よそもの。
でもだからこそそこを愛し、そこに根付こうとして。

どこにもそんなひとがいるなあ、と嬉しくなった。

2012年7月20日金曜日

フェンス

危険ですから近寄らないでください。

二回警告された。

フェンス触ったからかなあ。
違うよ、あそこに監視カメラあるじゃん。
見られてるんだよ。
危険ってなんですかあ?って監視カメラに聞いたら答えてくれるかなあ。
矢部さんと一緒だから、お前ら危険人物!って見られてるんだよね、きっと。
危険は原発にあるんじゃなくて、私たちが危険ってことかあ。




新潟。柏崎刈羽原発。
5号機から400m辺り。
(写真は1号機方向から)

道路から草をかき分けて浜へでると、そこにフェンスがある。
本来なら小さな川が流れていてフェンスのところには行けないそうな。
この日は何故か流れが変わっていて、フェンスのところまで行けた。


5号機が直ぐそこにある。
あまりに近い。
つい?フェンスに手をかけて中を見た。
それで警告されたのだ。


5号機から人家まで450mしかない。つまりフェンスから50mほどのところに人が住んでいるのだ。

小さな集落。
家々には小さな畑があり、キュウリや茄子やトマトが育っていた。
よく晴れた日射しの中に洗濯物がひらめいていた。
道ではおばちゃんたちが話していた。
あたりまえの日常があった。

それが私にはショックだった。

450メートル。
みんな畑から谷保駅まで位か?
トマトを育てる直ぐそこに原発があるのだ。


一緒にいった友人が、40数年反対運動をしている柏崎市議の矢部忠夫さんに連絡をとってくれて、矢部さんが柏崎市内から柏崎刈羽原発まで案内してくださった。

この集落は小さくて反対運動も起こらなかった、と話された。

福島でもこんなふうに、原発の直ぐ傍に日常の生活があったのだろう。
そして。
その危険なものがうみだすものを使うことなく。

現地だけに闘わせないで欲しい。
電力の生産地と消費地でともに脱原発を。
そう矢部さんは話された。

電力会社が危険というものの正体は何か。
フェンスは何を意味しているのか。

穏やかな日常を奪う原発などいらない。


※矢部忠夫さんの本
福島・新潟からの告発 東電 原発 犯罪』
 発行所 創史社 国分寺市西恋ケ窪4-7-16
 1400円+税

2012年7月10日火曜日

現代美術

「まゆみさん、行く?」
そう聞いてくれたのは、R.ECHO帽子製作所の良子さん。
プランターコテッジを運営していた小池雅久さんが話しをするというので誘ってくれた。

本来なら全回参加が基本の「まちかどゼミナール2012夏『芸術からはじまる豊かな人間関係』」。
6回目の『現代美術とは何か』というテーマで小池さんが話す会に、7月5日(木)の夜、潜り込ませてもらった。

 Artとは誰のものか、CommunityとArt、などについて話しをされた。
ゼミに参加されている方達とやりとりをしながらの話しは、小池さんらしく、なんだか話しの内容とともに懐かしい感じがした。

小池さんとは、城山南区画整理事業のことで知り合った。

その頃も「Artは誰のものか」ということを静かに熱く語っていた。

今は長野に戻って、使われていなかった蔵を自分で改修し、MAZEKOZEというカフェをつくり、善光寺まわりのまちづくりに関わっている。

シャッターが閉まっていた店々は地価が下がったこともあり、この3年で30軒ほどのカフェや雑貨屋さんやアトリエができたそう。

3年前はナノグラフィカとMAZEKOZEくらいしかなかったのに。
いや、もちろん、参道にはたくさんの店が並んでいますよ。
ただ、一本路地をはいると、、、という話し。

終了後、少しだけ話しをした。

マインドセットについて。ここのところの私のテーマ。

ある問題を引き起こしたのと同じマインドセットのままで、その問題を解決することはできない。


アインシュタインの言葉だそうなのだけれど。
現代美術がわかるかわからないかわからない。
でも。
自分の考え方が思い込みなのではないか、と振り返るためのものとしてのものならわかる。
そんなこんなな話しをしていたら。



アイヌのひとたちの考え方に共感するし、そこに学ぶべきものがあると思うんだよね、と小池さんがいった。


うん。

2012年7月3日火曜日

フィールドへ

私はよく国立市役所へ行く。
まあ用事があるからなのだけれど。
そして周囲を何となく眺めてしまう。
癖ってやつ。

グリーンカーテン、太陽光発電量を示すパネル、職員のポロシャツ。
節電対策のあれこれが見える。
先々月だったか、総務課の方から節電対策について説明を聞いた。
昨年度の実践を。

蛍光灯引き抜き、消灯、LEDランプの導入、市庁舎窓ガラスの日射遮蔽フィルム貼付、冷房運転基準の見直し、空調機器の調整運転、事務室照明スイッチの細分化、窓ガラスへの網カーテン(外気を取り入れるため。網戸じゃないんだなあ)設置、などなど。
本庁舎における節電実施要項をみるとパソコン使用注意に始まって細かく指示が出されている。
そして結果。
昨年7月から9月の効果で見ると。
ピーク電力は昨年比29%削減、使用電力量は30%削減、電気料金は128万3387円削減、CO2排出量は約32t削減だったとか。
そして今年も節電に取組んでいる。

私は原発を必要としない。



白河市で開催された「水俣フォーラム」に出席したとき、水俣の漁師の方が「構造は全く同じ」と憤りを話されていた。
沖縄もまた。薬害エイズにしても。

そこに存在する差別。
それはどこか遠くの話しではなく、現在ただいまの私たちの生活そのものの中に潜んでいる。
そう思って。


原発はいらない。


それは対策としての節電の向こうの、どう生きていくかという哲学の話し。






ミーティング

朝。
お互いの無事を確認しているの?

















夕方。
樹上に。
一日の報告をのんびりしながら人間界を眺めているのかしら。