2012年7月21日土曜日

7月20日。金曜日。

友人たちと首相官邸へと出かけて行った。
自分の声で、原発はいらない、と言いに行こうと思ったから。

四ッ谷駅からタクシーに乗って官邸へと向かう。
運転手さんは手慣れたもの。
いろんなところから来てますよ、と、フライヤーを見せてくれた。
そして官邸前。

装甲車、警察官、私服の警察官がずらり。
そして鉄柵と工事用のコーンと黄色と黒の棒で行動制限をしていた。
歩道も歩けず、横断歩道も渡らせない。
あちらに行きたければ一旦地下に降りてまた階段を昇れ、という。
でもそこに行けば、列に並べという。

私たちは列に並ばずあちこち歩き、全体を見ようとまたタクシーを拾った。
官邸前に長く長く列ができている。
そして国会前には人が溢れそうになっていた。

冷たい雨が降る中、たくさんの人が自分たちの思いを持ち寄って歩いていた。


国立の知人にも会った。
それも複数。


再稼働反対。
原発はいらない。
こどもたちを守れ。

フェンス。鉄柵。
分断するためのものがこれでもかと並べられている。

そんなものを軽々と超えて、思いが重なっていくように。声をだした。

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