2013年1月17日木曜日

阪神大震災から18年

今朝は寒い寒い朝だった。
残った雪が凍結し、もちろんみんな畑も凍結状態。

あの日もこんな寒い日だったか!?
あれから18年経ったのだなあ。

震えながらNHKを見続けていたっけ。
何ができるか、なんて最初は考えていなかったと思う。
なぜこんなことが。という信じられない思いのほうが先立ったかもしれない。

数日して、避難所にいる人たちはどうしているのだろう、と考え始めた。
水も十分にはないだろう。
赤ちゃんは?
そう考え始めたら、ミルクは?おむつは?と気になり始めた。
そうだ、集めればいいんだ。
そう思って、模造紙に書いて保育園に貼らせてもらった。
普通のミルク、アレルギー対応ミルク、各サイズの紙おむつ、ウエットティッシュ、コットン、使い捨てカイロなど等。
あれやこれやではなくて指定した。
お母さんたちがすぐに反応してくれた。
あっと言う間にたくさんの物資が集まったのだった。
それを、支援に入っているお医者さんたちの団体に送った。
あの時は、支援品でも送料に援助がなくて、その費用にビックリしたのを思い出す。
その後はお金を集めて送ったっけ。

あの頃保育園に通っていた子が今は働いている。
そんな時間が過ぎたのだ。


今朝。
NHKの「あさいち」を見た。

どんな苦しい状況になっても、やはり、隣りに誰かがいてくれることが大きな支えになる、と実感した。
隣りにいる、ということもだけれど、居続けることが大切なんだろうな。

私は。
畑の家を続けている意味はそこにある。
『隣る人』の上映会を企画したのもそんな思いから。
せめて隣りに居続けたい。

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