2012年6月7日木曜日

田植え&どろまみれ準備

谷保にも田植えの時期がやってきました。
明日は、小学5年生の田植え体験です。
いつもの城山南の田んぼが区画整理のため、三中のそばの「どろまみれ」会場脇の田んぼに移りました。

ここは「どろままみれ」会場になる田んぼ脇の用水です。
左に用水が流れ、右側には田んぼに水を取り込む小さな素掘りの用水があります。
土管から田んぼに取水するわけです。
右上の水が入っていない田んぼは本部や屋台がおかれます。
その先に見えるのがどろっじボールなどをするところです。
もちろんイベントが終わると直ぐに田植えです。

用水と素掘りの用水が平行に流れています。
田んぼに入った水は、田んぼを満たすと次の田んぼへと流れていきます。
微かな勾配がつくられているからです。
そういう知恵がすごいなあ、といつも思ってしまいます。
水争いなどもかつてはあったのかも知れません。
争わないよう、不満が出ないよう、いろいろと考えられているのでしょう。







水が満ちたら代掻きをします。代掻きをしたら間もなく田植えになります。

代掻きの後の鏡のようになった田んぼは素敵です。
特に満月のころなら、それはそれは美しい光景なのですが。
4日が満月だったから残念〜!
でも。
田植えの後、苗が風にそよぐ様も、太陽や月の光のなかの田んぼも、カエルの声も、育つ様も、あれもこれもが代え難い風景です。

「米」という漢字は、稲穂が実っている姿をそのまま漢字にしたものだそうですが、分解すると、「八十八」となります。
これは、「お米が実るまでに八 十八回も手をかけるから」といわれています。
機械化が進んだ今でも、4月上旬の種もみの準備から9月下旬の稲刈り、乾燥、もみすりまで、たくさんの時間と労力が必要です。

私たちが食べている「ごはん」。
どのように育っていくのかを、谷保にくれば間近に見ることができるのです。
晴れの日も、雨の日も。
それぞれの楽しみがあります。
ぜひ谷保に遊びにいらっしゃい。
ご案内しますよ。
問合せ:vinerose0603@gmail.com 野の暮らし すがいまゆみ 

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