私が運営しているコミュニティガーデン「みんな畑」の名前は、
今年中学生になった女の子がつけてくれた。
よく「みんなの畑 」と間違えられたりするのだけれど、
所有格の「の」が入っていないところが良いと思っている。
とても抽象的かもしれないが、誰のものでもなく、
いろんないのちが等しく一緒にいて(もちろんひとも)、
この場を共有している、そんな感じを表しているのだと思う。
本人は詳しくは説明してくれないけれど、直感的にそう感じたんだろうなあ、
と勝手に思っている。
種を蒔いたものも蒔かなかったものも芽吹く畑。
この畑でいきている、トカゲ、蛇、やもり、蛙、とんぼ、蜂、蜘蛛…そして鳥たち。
いろんないのちが溢れている。
私たちは、この溢れるいのちの中に生きている。
雨が降っている。
今日は作業は休み。
けれど、鳥は小さくさえずり、蜘蛛たちは雨に耐えている。
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