2012年5月1日火曜日

ひとの営み

用水そうじの日。
現在区画整理をしている城山南の区画整理地内へ入った。
それまでその地域の用水を管理をしていた人たちと一緒に。
フェンスを乗り越えて。
これって秘密?
でもいいよね。

用水は暗渠になり、道路の下で流れることになっている。
みんなそこに足が向いた。
コンクリートでつくられた水路。
本当にこれで水量が大丈夫なのか、直角に曲がるのはいいのか、などなど思いをめぐらせた。

3年前。
20世紀型の区画整理にしないでほしい、と市長に話しにいったりフォーラムを開いたりいろいろやってはみたが、結局こうなった。

暗渠部分になにか詰まったら、高い費用をかけて取らなければならない。
それまでの用水はすっかり姿を消し、莫大な費用をかけて水路をつくり、その管理にも素人が手が出せないようになった。

そして、この用水(道路)の高さに土が入れられる。
開発されているところから持ってくる。
土はいくらでもあるって。
でもここは農地のはず。
土をつくるための努力もまたお金で解決される。

区画整理を否定はしない。
でも自然やひとの営みを大切にする方法がまだあるはず。

一緒にそうじをした皆川さんが、自分が調査にはいっている三重県松阪の田んぼの話しをしてくださった。
そこはかつて伊勢神宮の斎宮のためにお米をつくっていたところだそう。
109m×109mの田んぼはまるで基盤整備されたかのように見えるのだとか。
ただ基盤整備されたのは、平安時代よりもっと前かもしれないとのこと。

それはそれは美しい風景ですよー。

ひとは誰のために働くのだろう。
私は何を残すのだろう。

2 件のコメント:

  1. 暗渠になるんですね
    あの美しい姿、いつまでも忘れられないなあ
    たくさんの生き物も、、、

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  2. 佳織さん

    その思い出を大切にしていてください。

    私も暗澹たる気持ちでしたが、それでも何とかしたいと思って農業のプロジェクトに取組んでいます。

    数年後、きっと、気持ちのよい風が吹いていると信じています。

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