2012年3月22日木曜日

くらしていく まち 古墳

『くにたちを食べる!』の打合せのときに、古墳が見つかった話しを聞いた。
その翌日。
たまたま散歩中の知人に遭遇。

古墳見てきたー!
えー!? それって谷保天の東のー?
それからしばらく谷保の遺跡話し。

縄文の遺跡、その上に古墳時代、そして…江戸時代。
その時代に生きた人たちの痕跡が重なってある。
なぞなぞマップなんかつくったら面白いかもね。
だいたい谷保天の前の道(今の甲州街道ではありません)がどこにあったか知りたいよね。
なんていう話しをして…。

 谷保天の東隣。果樹が植わっていたところ。


あのー、見ていいですかー?
いいですよー。
うれしいー。

あれこれ聞いてしまった。
 今のところ歯だけが見つかったとのこと。
墓泥棒が副葬品などは持ち去ったと考えられるそうな。





石は多摩川の川底の砂が固まったもののようで柔らかいそう。
ノミの跡が見られる。

やっぱり竹串やブラシ、小さなスコップで掘っていくのね。
手作業が大事。

埋まっている小石を取り除いていた。









こちらは古墳の脇にあるお墓。
真ん中に見えるところ。
とっくりを半分にしたような形を斜面に掘り、入口に石を詰め込んでいたらしい。

時代は特定できないけれど、墓をつくった人たちよりくだった時代の人たちが、上に溝を掘り、手前に木を植えていたらしい。

時代を超えてひとが関わっていたところ。

そして、私が立っているうしろ(つまりこのお墓の入口方向)には、今もお墓がある。

働いている人たちはみんな「大好き!」という感じ。
休憩のときに行ったこともあってか、いろんなことを話してくださった。

ありがとうございましたー!
いいえー!
帰る時も笑顔をむけてくださった。
ここは保存されるのかなあ。

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