『くにたちを食べる!』の打合せのときに、古墳が見つかった話しを聞いた。
その翌日。
たまたま散歩中の知人に遭遇。
古墳見てきたー!
えー!? それって谷保天の東のー?
それからしばらく谷保の遺跡話し。
縄文の遺跡、その上に古墳時代、そして…江戸時代。
その時代に生きた人たちの痕跡が重なってある。
なぞなぞマップなんかつくったら面白いかもね。
だいたい谷保天の前の道(今の甲州街道ではありません)がどこにあったか知りたいよね。
なんていう話しをして…。
谷保天の東隣。果樹が植わっていたところ。
あのー、見ていいですかー?
いいですよー。
うれしいー。
あれこれ聞いてしまった。
今のところ歯だけが見つかったとのこと。
墓泥棒が副葬品などは持ち去ったと考えられるそうな。
石は多摩川の川底の砂が固まったもののようで柔らかいそう。
ノミの跡が見られる。
やっぱり竹串やブラシ、小さなスコップで掘っていくのね。
手作業が大事。
埋まっている小石を取り除いていた。
こちらは古墳の脇にあるお墓。
真ん中に見えるところ。
とっくりを半分にしたような形を斜面に掘り、入口に石を詰め込んでいたらしい。
時代は特定できないけれど、墓をつくった人たちよりくだった時代の人たちが、上に溝を掘り、手前に木を植えていたらしい。
時代を超えてひとが関わっていたところ。
そして、私が立っているうしろ(つまりこのお墓の入口方向)には、今もお墓がある。
働いている人たちはみんな「大好き!」という感じ。
休憩のときに行ったこともあってか、いろんなことを話してくださった。
ありがとうございましたー!
いいえー!
帰る時も笑顔をむけてくださった。
ここは保存されるのかなあ。
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