土曜日。
くにたちアミティのドアという集いでゲストスピーカーとして話される加藤みどりさんの話しを聞きに行った。
加藤みどりさんは、私が介助にはいっていたしょうがい当事者の方だ。
野の暮らしの活動に専念するために介助の仕事は辞めた。
それから時々、どうしても介助者が見つからない時にヘルプではいってきたが、久しぶりに会うために出かけたのだ。
最重度のしょうがい、全盲。
しょうがいの進行の中で味わった絶望。
家族の懇願ではいった施設。
思春期の女性に対する異性介助の入浴。
人間として扱われない日々。
みどりさんは、自分を人間として認めるために施設をでて、地域で暮らすことを選んだ。
まだ介助などという仕事が無い時代。
1000枚のチラシを配ってようやく一人のボランティアの人に巡り会った、という時代。
しょうがいがあるということで、なぜ人間として認められないのか。
根源的な憤り。
その憤りを社会化することで、さまざまな制度を創りだしてこられた方たちの一人。
そのみどりさんの介助にはいって本当にいろんなことを考えてきた。
話しが終わり、傍にいって私はあることを報告した。
そう。
決めたんだね。
大変だろうけど、こころが晴れ晴れとしていればそれで良し。
こころは晴れ晴れとしています。
そういえてよかった。
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